2019年10月に「環境性能割」が
「自動車取得税」の代わりに導入されました。
他にも排気量によって課税される自動車税
自動車重量税といった様々な税金がかかります。
エコカーの基準を達成している場合は
エコカー減税といったものをうけることができますが、
デリカD5は残念ながら基準を
みたしていないためうけることができません。
エコカー基準こそ達成はできませんでしたが、
硬派なデザインとパワフルな走りを魅せてくれる
デリカD5を例にとって、どれくらいの税金が
かかってくるのかについて書いていきたいと思います！
デリカD5の税金はいくら？
デリカD5にかかる税金は以下の通りです。
・自動車税：2000ccグレード年間36,000円
2400ccグレード年間43,500円
・自動車重量税：年間16,400円
・環境性能割：取得価額×環境性能割の税率（3%）
デリカD5にかかる
税金は以上のようになりました。
エコカーの基準が未達成であることから
減税を受けることはできませんので、
税金は主に排気量がかわる
デリカD5グレードによって変化することがわかります。
デリカD5の重量税・取得税を解説
続きまして、自動車重量税について説明しています。
自動車重量税の計算方法は、車体重量500kgごとに
エコカー減税対象車は2500円、対象外であれば
500kgごとに4100円の税金がかかってきます。
エコカーの場合は更にここから3年間25%減税されます。
さて、デリカD5の車体重量は1680〜1980kgです。
なのでデリカD5はエコカー減税対象外となりますので、
年間16,400円の重量税がかかってきます。
次は、自動車取得税の変わりとなる
「環境性能割」について説明していきますね。
計算方法は取得価額×課税率（最大3%）で計算され、
一言でいうと燃費が良い車であるほど
課税率が1%ずつ減っていき、免税される車もあります。
また、2020年9月30日まではさらに課税率が1%下がります。
この燃費の評価基準は国が定めている
燃費の基準値からどれほど
優れた燃費であるかによって異なります。
以上より、エコカー減税対象車でない
デリカD5にかかる環境性能割は税率3％となります。
ここから2020年9月30日までは
税率が-1%されるため、2%の税金がかかることになりますね。
デリカD5の取得税はいつまでかかってくる？
自動車取得税につきましては、
2019年10月に廃止されたため、
制度が変わらない限りかかることはありません。
代替として導入された環境性能割につきましても
課税されるタイミングが購入時のみとなりますので、
継続的に請求されることはありません。
まとめ
・デリカD5はエコカーの基準を満たしていないため
エコカー減税を受けることができない
・デリカD5は１年あたり52400円の税金が継続的にかかる！
・環境性能割は2020年9月30日までは税率が1%下がる！
いかがだったでしょうか？
近年環境問題についての関心は高く続いており、
それに伴って環境性能割が自動車取得税の代わりに導入されたり、
エコカー減税が運用されていたりと様々な制度や減税があります。
デリカD5の場合は残念ながら
エコカー減税を受けることはできませんが、
環境性能割につきましては2020年９月30日までは
１％の減税を受けることができます。
エコカー減税が適用されない分、
この分野においては不利を背負ってしまいます。
もちろん税金が安くすむ、燃費が良いといったことは
車を運用する上で、大切な要素にこそなりますが、
これだけが全てではないため、乗り心地や装備
内装といったご自身が重視したい場所にウェイトをおいて
もう一度検討し直してみるというのはどうでしょうか。
みなさまにとってより良い車選びの参考になればと私自身もとても嬉しく思います。
さて、今回はデリカD5にかかる
税金についてご紹介していきました！
また、他にもデリカD5の月々の
維持費や安全性能などより一つに
フォーカスしてご紹介していく記事もございますので
そちらの方も是非ご覧になってみてくださいね！