三菱自動車が2018年3月に発売した
ミッドサイズクラスSUV「エクリプス クロス」は
スタイリッシュなクーペフォルムの
ボディスタイルが特徴で、
流行りのクロスオーバーSUVとして人気を集めています。
2019年には「RJCカーオブザイヤー」も受賞しています。
そんな人気なエクリプスクロスですが、
せっかく購入したのに
故障や不具合が起きたら嫌ですよね。
そこで今回はエクリプスクロスの
故障や不具合が出やすい箇所。
またその際の修理料金を調べてみました。
エクリプスクロスの故障しやすい箇所と金額は?
先ずはエクリプスクロスに限らず
車の故障しやすい箇所をご紹介いたします。
①バッテリー
エンジンがかからない原因の中でも多いのが、
バッテリーに異常があるケースです。
その中でもバッテリー上りは一般的にも起こしやすく、
ルームランプのつけっぱなしや、
ドアをきちんと閉めていないなど、
ちょっとしたことで起こってしまいます。
他にもキーの位置をOFFに切り替え忘れたり、
ヘッドライトをつけっぱなしも起こる原因になります。
バッテリー交換にかかる費用は1.6~4万円になります
②セルモーター
バッテリーが正常なのにエンジンがかからない場合は、
エンジンを始動させるセルモーター自体が
故障している可能性があります。
エンジンをかけたり止めたりする動作が多いようであれば
セルモーターの状態をチェックしてみてください。
セルモーターの費用の目安は3~15万円になります。
③オイル漏れ
長く乗っている車の場合、
オイル漏れの可能性もあります。
車検では多少ゴム部品からオイルが染み出ていても、
ポタポタと漏れていなければ
合格にされてしまう場合も少なくありません。
オイル漏れのまま車を使い続けると、
オイル不足により
エンジンの摩擦が大きくなり焼き付きを起こします。
オイル漏れの場合数千円で収まることもあれば、
場合によっては数十万もの修理費がかかる場合もあります。
エクリプスクロスの不具合の出やすい箇所は?
エクリプスクロスは先端の安全技術である
自動ブレーキの不良をはじめとした、
安全サポート機能に関する
ちょっと怖い不具合や
トラブルがあるので少しご紹介いたします。
①衝突軽減ブレーキの作動不良
平成30年3月から同年6月の期間に
生産されたエクリプスクロスには、
衝突被害軽減ブレーキの制御プログラムが
不適切なため、衝突の可能性がある。
歩行者を検知した際にブレーキの作動時間が
必要以上に長くなる恐れがあり、
改善対策が打ち出された経緯があります。
②横滑り防止など機能の停止
平成30年3月から4月の期間に
生産されたエクリプスクロスは、
ブレーキの加圧ユニットにおいて
制御プログラムが不適切なことから、
加圧ポンプモーターの制御切り替え時に
電気ノイズが発生し制御が中断され、
・ASC(横滑り防止)
・ABS(アンチロックブレーキ)
・ACC(先行車に近づいた際にブレーキをかけて車間調整)
・FCM(衝突被害軽減自動ブレーキ)
・BAH(ブレーキペダルを離しても車両の停止状態を保つ
・HAS(坂道発進時の後退抑制)
・S‐AWC(車両の統合制御)
これら自動でブレーキを行う先端の安全サポート機能が
停止する危険性があることから、
リコールがアナウンスされた経緯があります。
エクリプスクロスで不具合を出さないための対策方法公開
三菱にはディーラーが提供する
点検・整備がセットになっている
「ハーティプラスメンテナンス」というものがあります。
ハーティプラスメンテナンスは、
それぞれメニューに
「しっかりパック」と「お手軽パック」があります。
・お手軽パック
2カ月毎の法定点検に加え、
6カ月毎の安心点検をプラス。
経済性を重視したパックです。
・しっかりパック
12カ月毎の法定点検に加え、
6カ月毎の安心点検をプラス。
エンジンオイル・オイルエレメント
ワイパーゴムなどの消耗部品の交換。
いつでも安心のドライブのための
メンテナンスをセットにしたパックです。
愛車を最適なコンディションにしたい方におすすめです。
まとめ
・修理費用はまちまちだが箇所によっては数十万かかる。
・リコールがでた不具合もある。今は改善されている。
・不具合を出さないために定期的にメンテナンスが大切。
以上で紹介は終わります。
日々の安全を手に入れるためにはお金がかかりますが、
想定外の出費や、思わぬ事故に巻き込まれないためにも、
定期的なメンテナンスよ日々の安全運転に気を付けて、
安心安全なカーライフを送ってください。