トヨタのハリアーは高級感のあるボディと
モダンな内装で人気の車種ですが、
ハリアーをお持ちの方は故障や不具合がなく
軽快に乗れているでしょうか。
この記事ではハリアーの故障・不具合のでやすい箇所について
ご紹介いたしますが、日々の安全のために記事の情報を
参考にしていただければより良い車ライフを送ることができるでしょう。
ハリアーの故障や不具合について
まずは、ハリアーの故障で
報告が多いものをご紹介します。
①イグニッションコイルの故障
イグニッションコイルとは、
高電圧を発生させる装置で、
ガソリンを燃焼するために
必要なスパークプラグという部分を
作動させる役割があります。
これが故障すると、
アクセルを踏んでも加速しない
エンジンキーを回しても
エンジンがかからないといったことが起こります。
ハリアーの場合は経年で劣化しやすいとのことから
故障報告が多数あります。
＊修理費用：3～5万円程度
②ドアロックアクチュエーターの故障
ドアのロックシステムを
ドアロックアクチュエーターといいます。
これが故障すると走行中システムが作動し続けロック、
アンロックを繰り返したりします。
これに関してはドアの内張を
自分で外して交換取り付けが可能で、
通販などで1～2万円程度で購入することができます。
アクチュエーター内の
モーターが原因である場合は
モーターの交換だけで済み、
モーターは1,000円～2,000円程度で
購入することができます。
経年劣化が主な原因ですが、
故障の頻度はハリアーの個体によります。
＊修理費用（修理工場等）：3～5万円程度
＊修理費用（自分でアクチュエーターを丸ごと交換）：1～2万円程度
＊修理費用（自分でモーターを交換）：1,000円～2,000円程度
③エアコンのコンプレッサー
その他、エアコンのコンプレッサーが
故障してしまうといった
ケースも報告されています。
エアコンは、故障した部品だけを
交換すればいいのではなく、
専門業者に見てもらわなくては
いけないケースがあります。
エアコンはシステムで動いているため、
システムのエラーが発生していることがあるからです。
＊修理費用：10～20万円
④その他インバータや燃料装置等のエンジン機能に関する部分の故障
走行時負荷がかかった場合の
発熱や部品の摩耗により
エンジン機能に関する
トラブルが発生した事例もあります。
これに関しては原因は様々で、
個体によることや経年劣化等あります。
これらはエンジン始動不能や走行中にエンスト、
最悪の場合火災を引き起こす恐れがあります。
＊修理費用：10～30万円（原因により異なる）
ハリアーの不具合のでやすい箇所は
次に不具合の出やすい箇所を下記にまとめてみました。
・サンルーフからの雨漏り、きしみ音
・シルバーモールのずれ
・ブレーキをかけた後の回転数が下がらない
・ＪＢＬシステムアンプ（スピーカーのこと）の不具合
走行時の危険と直結するものはないですが、
上記の不具合が報告されています。
特に、サンルーフの不具合に関しての報告が多いです。
ハリアーで不具合を出さない為の対策方法公開
メンテナンスを定期的に行いたい方のために、
「メンテナンスパック」というものがあります。
メンテナンスパックは
6ヶ月のサイクルで整備士により、
丁寧かつ安心な点検整備が
受けることができるシステムで、
主にディーラーや車販売店で実施されています。
新車購入～車検までのパックと、
初回車検～2回目車検までの
パックといったニーズに
あわせたコースが選べるシステムです。
購入時もしくは車検時に加入することができます。
また、メンテナンスパックは前払いとなりますが、
その期間に行っていないメンテナンスに
関しては払い戻しが可能です。
注意点としては普段の走行距離が多くない方は、
料金をしっかりと見て慎重に
加入することをおすすめします。
ただし、エンジンオイル交換や、
オイルフィルター交換といった項目も選べますので、
まずは項目や料金を確認してみるだけでもいいかもしれません。
まとめ
・ハリアーの故障しやすい場所には傾向があるが、
特にエンジン部分が故障すると走行の危険がある
・ハリアーの不具合は種類が複数あるが、
特にサンルーフ部分が多い
・故障や不具合を防止したい人は、
トヨタのアフターサービスの
「メンテナンスパック」がおすすめ
いかがだったでしょうか。
自分の乗る車の故障・不具合が起きやすい部分を把握し、
対策を立てることでは大切です。
車に乗るときは、運転中以外も事故防止に気を付けましょう。
