保険料は運転者の状況に
よって金額の高低に差があります。
主に、免許証の色や、等級
その他走行距離等が
金額に関係しておりますが
そういった状況は
自身の努力で変更することはできません。
そのため、保険料を安くするには
保険の契約時に様々な工夫を行う必要があります。
今回はホンダのオデッセイの保険料について
およそいくらかかるか、
と保険料を安くする裏技をご紹介いたします。
オデッセイの保険料はいくら?
初めに、オデッセイに乗っていた場合の
保険料(年間)の3例出しましたのでご覧ください。
任意保険料の例①
(免許を取得して間もない運転者)
等級:6等級
免許証の色:ブルー
年齢:21歳以上
年間走行距離;11,000km以下
保険料(車両保険無し):およそ80,000円
保険料(車両保険一般あり):およそ270,000円
任意保険料の例②
等級:15等級
免許証の色:ゴールド
年齢:26歳以上
年間走行距離;11,000km以下
保険料(車両保険無し):およそ25,000円
保険料(車両保険一般あり):およそ75,000円
任意保険料の例③(一般的な運転者)
等級:20等級
免許証の色:ゴールド
年齢:30歳以上
年間走行距離;7,000km以下
保険料(車両保険無し):およそ15,000円
保険料(車両保険一般あり):およそ45,000円
等級とは、保険料加入時の状態を指します。
まず6等級から始まり、事故を
起こさないと年に1等級上がります。
事故を起こしてしまった場合は
等級が下がるシステムです。
当然、事故を起こしていない長年の
保険加入者は料金が安くなります。
任意保険料の例①~③を見てみると、
走行距離や免許証の色も完消しますが、
等級の違いで料金に大幅な差があります。
オデッセイの保険料を安くする裏技を伝授
車両保険(一般)は、自動車保険の
基本補償形態のひとつで、
事故の損害を受けた修理費などを補償してくれます。
自損、他損どちらも適用されます。
車両保険(エコノミー)もありますが、
自損や当て逃げが包括されないことから、
一般的に車両保険(一般)に加入する方が多いです。
車両保険(一般)に原則加入するとして、
次章以降、保険料はどう工夫すれば安くできるか見ていきましょう。
①運転者を契約者本人に限定
車両を運転する人を保険加入時に選択します。
保険料を安くする場合、運転者を
契約者本人に限定した方が良いでしょう。
契約者本人に加えて子どもや
その他親族を入れた場合、
保険料が3倍になるというケースもあります。
保険契約時には誰が運転するか慎重に決めることが大切です。
②ダイレクト型保険に加入
インターネットや電話などを通して、保険会社と
直接契約・更新・変更その他の手続きを行える保険が
ダイレクト型保険です。
店舗での契約に比べて人件費がかからないので、
保険料を安く抑えられます。
ダイレクト値引きだけでも1万円の差があることも珍しくありません。
③見積もりを比較する
複数社に見積もりをとってもらったら一番高い保険料と
低い保険料の差額を比べたら
3万円ほどあったという報告もあります。
保険会社は慎重に選びましょう。
④自動ブレーキ割引
保険会社によっては
自動ブレーキ機能がある車体保険料全体の
数%の割引をしてくれるところが
ありますので、探してみましょう。
オデッセイは自動ブレーキが
搭載されている車種もありますので
適用の対象となります。
⑤若年層に関する割引
一般的にゴールド免許だと
割引対象(約15%程度)になりますが、
ゴールド割引がない従来の自動車総合保険であると
年齢による割引差の方が会社にも
よりますが比較的少ないことがあります。
若い方でゴールド免許でない方は新規加入時に
年齢による割引差が少ない会社を選びましょう。
オデッセイの新車の保険料は?
新車だと、保険料割引の適用が
受けられる保険会社があります。
全体の8~10%前後の割引を
受けられることがありますが、
保険会社によって割引率が異なります。
③の見積もりを比較してから加入しましょう。
なお、保険料の10%が割引になる場合、
任意保険料の例①で考えると30,000円程度の割引になります。
オデッセイの旧年式の保険料は?
車体登録年月から一定年数経過していた場合、
車両保険をつけることができないことがあります。
また、補償金の金額は車の時価で決まるため、
旧式でない車と同じ程度の金額でも、
少なく返ってくることがあります。
旧年式の保険はよく考えて加入するか
車両保険がつけられない車体の場合、
万が一のことを考え乗り換えを
した方が将来的に良いでしょう。
まとめ
・主に等級などの条件によって保険料に大差がある
・不必要な条件をつけず、契約はダイレクトで行う
・割引の対象に当てはまるか確認し、適用を受けるよう手続きする
いかがだったでしょうか。
自分の状況に合わせて、条件に当てはまった割引の
適用を受けることで金額が大きく異なります。
自分の持っている車体の今後も踏まえて
適切な条件を選択しましょう。